ジュニアもりレンジャーのblog

豊田市自然観察の森で活躍しているジュニアもりレンジャーの子供達の様子をご覧ください。

2019年12月

今年も3月8日(日)にジュニアもりレンジャーまつりを行います。
その企画をグループに分かれて考えてみました。


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まずは、グループ分けと、今までの活動を紹介するポスター作りの企画。
そして、来た人が自然の良さを体験できるようなハンズオン展示(実際に
5感を使って体験できる展示)の企画をすすめてもらうことになりました。


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最初に、個人でやりたいことを書いてから、グループの中で話し合います。

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4つのグループで話し合って、何をつくるのか、発表しました。
次回はいよいよ製作になります。

午後は、道の整備をしました。
冬の時期になると、イノシシが観察路に出てきて、道を破壊するので、
その修繕を行うことになりました。

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担当者から、道の整備に関する説明がありました。
ヨシの湿地の通路を、土嚢を置いて、確保します。

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土嚢を作りました。
袋に土を入れる単純作業ですが、意外と大変です。

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こちらは、イノシシが掘った穴を埋めつつ、脇に土嚢を置く作業


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杭を打って、土嚢を固定していきます。


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こんな感じで道が整備されました。
これなら、しばらくもちそうです。

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作業終了後、来月に行く南三陸町でのラムサール条約湿地での活動に備えて、
ラムサール条約とは何かの研修を行いました。
今まで矢並湿地での活動のときに、基本的なことは聞いていたはずですが、
詳細なことまでは知らなかったので、いい勉強になりました。
















































午前は、今年2回目のミズギボウシの保全活動。
担当者から説明がありました。


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2回目ということもあり、草刈りの効果を実証する必要があります。
ミズギボウシの数を数えて、今度どうするのか話し合います。


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この日は、あまり草は残っていなかったので、ミズギボウシの近くの草を
丁寧に剪定バサミで切ることにしました。


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一生懸命作業してます。


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草刈りをした後に、区画を仕切って、ミズギボウシの株数を数えました。
去年の数と比べると、増えた所もありましたが、減っている区画もありました。
全体的には、減少傾向です。
数を数えた後に、今後の保全の方針を話し合いました。

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ミズギボウシには、種子がついていました。


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こんな種子です。これを、減っている区画に重点的に巻きました。
来年、少しでも増えているといいなあ。



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午後は、落ち葉スタンプです。
落ち葉を拾ってきて、アクリル絵の具につけて、紙にスタンプします。
担当者から、最終的に鳥の絵を作るのはどうかということが提案されました。

ということで、森の中に行き、落ち葉をさがしに行きました。
(残念ながら写真はありません)


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模造紙にえんぴつで鳥の下絵を描きます。
そこに落ち葉でスタンプをしてきます。

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色のバランスがいい感じですね。


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大きなヤツデの葉っぱもダイナミックに使います。

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途中段階では、葉っぱをただ押し付けて色をだしているように見えましたが、
完成すると、しっかりと作品になっていました。

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それぞれの個性がでて、素晴らしい!



















































今回は、3つやることがあって、なかなか忙しくなりそうです。


まずは、巣箱づくりから

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担当者から説明がありました。
目的は、「すばこを木にかけて自然を守り、鳥などをふやしたい」です。
小鳥用の巣箱を作ります。
今回は製作するだけで、巣箱をかけるのは別の日です。


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まずは、木の板に巣箱を作るための寸法を書き込みます。


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寸法を書いたら、線に合わせて、のこぎりで切っていきます。


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切ったパーツに下穴をあけます。


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下穴をうまく合わせて、釘をうちます。
釘打ちも、のこぎりの使い方も、だいぶうまくなってきました。

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手際がいいせいか、あっという間に4つの巣箱が完成しました。
鳥の巣箱は、1月の活動でかける予定です。


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6月に行った「池づくり」の結果を確かめました。

①水道水をカルキ抜きしたもの
  →水が半分くらいになり、ボウフラがわいていた

②泥に水(たまっていた水)をいれたもの
  →水が干上がり、泥が固まっていた。

③泥に水を入れ、植物を移植したもの
  →水は干上がり、植物は枯れていた。

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唯一、ボウフラがいたので、顕微鏡で観察。
なかなか、すごい形をしていました。


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今回、夏の暑さで水も干上がり、生き物もあまり来ていなかったけど、
(実は、途中でレンジャーが甲虫や蛾などが来ているのは確認してました)
今後、どうするか話し合いました。
いろいろな意見がでましたが、来年の3月まで、もう少し様子を見ると
いうことにしました。

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午後は、「木の実を調べる」です。
担当者から、木の実を調べるだけではなくて、調べたものを図鑑にしたら
どうかという提案がありました。
そこで、図鑑のフォーマットを書いています。


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班に分かれて、木の実を拾って、調べることにしました。


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秋になり、どんぐりだけではなく、赤い実や紫の実なども落ちていました。
森の中にはたくさんのおとしものがありますね。


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拾ってきた実を図鑑と見比べながら、調べました。
学びになる瞬間


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A4の紙に、担当者が決めたフォーマット通りに、調べた木の実を
図鑑にしていきます。こういう作業が慣れてきたのか、早く完成しました。

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子供達が作った「おもしろい木の実図鑑」は、2019年12月現在
ネイチャーセンターの1階の展示コーナーで展示されています。
よかったら、見にきてください(予告なく撤去することもあります)




















































































































































































































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