ジュニアもりレンジャーのblog

豊田市自然観察の森で活躍しているジュニアもりレンジャーの子供達の様子をご覧ください。

2019年02月

「ジュニアもりレンジャーまつり」開催しました。
当日は、たくさんのお客様に恵まれ、子ども達もいきいきと活動を披露しました。

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3つのグループに分かれて、実践です。
それぞれで、お客さんへの呼び込みもしています。
自然の素晴らしさを伝えることができるかな?

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こちらは、動物クイズラリー。
受付中。

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壁に貼ってある動物のクイズに答えて、その頭文字を集めていきます。
結構、難しいクイズでした。間違えて、やり直しの人も続出しました。
大人も苦戦です。

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正解の頭文字を集めると、意味のある文章になります。
そこに子ども達のメッセージが込められています。
その意味を知って、ほっこり笑顔のお客さんでした。

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こちらは、「外来種と在来種づり」です。
プールの中に、外来種と在来種がいて、外来種を釣るとマイナスポイント。
在来種を釣ると、プラスポイントになります。

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小さな子ども達に大人気でした。
最多得点のランキングもつけていて、ゲーム性もあり、おもしろかったです。
最終的には、外来種と在来種について知ってほしいというメッセージも
しっかりと伝わりました。

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こちらは、「人工物をさがせ」です。
箱の中にはたくさんの落ち葉が入っていて、その中から人工物を探すというものです。
人工物には得点があり、探しにくいものほど得点が高く、最終的に何点とったか
集計します。こちらも得点ランキングがありましたね。


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こちらも終わったあとに、自分達の伝えたいことを言っていました。
自然の中の人工物について考えてもらう内容でした。
すばらしい

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終わったあとに、反省会を行いました。
「お客さんに喜んでもらえて、良かったので、これからもがんばりたい」
「いろいろな人に声をかけられた」
との一方で
「もっと、詳しくルールや説明をしたほうがよかった」
「もっと、積極的にお客さんをよんでいきたい」
などの改善点も上がりました。
今後の活動で活かせるといいね。
 








































































































ムササビやアカネズミなどは、プロジェクトでやっていますが、
大型の哺乳類は、子ども達にとってはまだ関わりがもてていません。
また、子ども達からも、普段雪は見たことがないと言っていて、
雪の自然をおもいっきり、体験したいという要望もありました。
そこで岐阜県の白川郷にあるトヨタ白川郷自然學校に行って、
冬の動物の実態を教えてもらうことになりました。


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雪の体験はほぼ初めてという子ども達。
わくわくどきどきですが、まずは、安全に体験するための注意事項の説明
がありました。真剣に聞いています。

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最初に行った活動は、スノータワー作り。
2つのグループに分かれて、雪を固めて、高いタワーを作ります。

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作り終わった後、どちらのグループが高いか、測ります。
競争だと、盛り上がりますね。

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次の活動は、スノーアーチ作り。
箱に、雪をつめて、上から踏み固めると、雪のブロックができます。
それを積み上げて、スノーアーチを作ります。

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積むのはできるのだけど、アーチにするのは難しい。
みんな試行錯誤しています。

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おー出来た!
なかなかの出来。さすが、1,2期生のチーム。

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こちらは、養成講座の男子チーム。
ちょっと、斜めですが、なんとか完成
満足感が漂ってます。

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次は、いよいよ、スノーシューを履いて、森の中へ。
長靴に簡単に取り付けられるので、深い雪の中も安心して歩くことができます。

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所々、小さな川が流れていて、その付近に入ると、落ちてしまう
ことがあるので、注意してくださいとのこと。
気をつけねば。

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しばらく、行くと、雪の天然のすべり台が出現。
これはやらねば。

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豪快に滑り降りています。
楽しそう

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休憩中。
雪の中でただ、寝るだけでも新鮮。
見上げると、青空が見えました。


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1日目の活動は終了。
夕食は、みんなで鍋を作りました。
こうやって、みんなで作って食べるのはキャンプ以来?

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運動して、お腹がへっていたせいか、お鍋はすぐなくなってしまいました。
明日もがんばるぞ。

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2日目。
この日は、朝からチラチラ小雪が舞っていました。
いよいよ、動物の足跡探しに出発します。
その前に、この白川郷にいる動物について勉強。

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カモシカとニホンジカ。
2つのはく製を見比べて、ちがうところを探します。

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「どこが違うかな?」
細かい部分まで、観察して違う所を書き出しました。

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やはり、最大の違いは角の形でした。
ニホンジカは、オスのみに角が生え、カモシカは、オス・メス両方共生えます。
ニホンジカのオスは、歳を取るたびに、生えかわり、角が大きくなります。
ニホンジカは群れで行動するので、角の大きさで群れの中の順位を
確認して、無用な争いをさけることがあるそうです。
子ども達も実際に角をかぶってみました。
カモシカは、白川郷では数多く生息しており、村民の数よりも多いとのこと。
実は、白川郷に着いたときに、すでにカモシカをみることができました。

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森の中へ出発です。
今日は、何が見れるかな?

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しばらく歩くと、何かの足跡に遭遇。
これは、「テン」だそうです。
2つの足跡が同時に点々(てんてん)とついているとテンだそうです。

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2つの動物の足跡も発見。
右側はノウサギ、左側はテンだそうです。

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ノウサギ(上側)のあとを追う、テン(下側)。
そんな動物達の行動が想像できます。

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この後は、2つの色の違うノウサギのぬいぐるみを探すというゲーム
をしました。当然、茶色のほうが、みつけやすいだろうと思っていましたが、
隠す場所によっては、みつけにくかったようです。

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ノウサギは、天敵から見つからないように、毛の色を変えますが、
狙っているのは、天敵の野生動物だけだはなく、人間もノウサギを
狩猟対象にしていました。
そんな人間と野生動物との関わりについても解説していただきました。

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1泊2日の充実した研修も終わり、記念撮影。
雪の体験や野生動物の生態もしっかりと教えていただき、大変ありがたかったです。
トヨタ白川郷自然學校のスタッフの皆様に感謝です。
ありがとうござました。





























































































































































































































































































今回は、2月10日(日)に行われるジュニアもりレンジャーまつりの準備です。
どんなものをつくっているかな。

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こちらは、魚の絵を描いています。
外来種の魚と在来種の魚を釣るというゲームです。
外来種と在来種の魚を知ってもらおうというねらいがあるようです。


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こちらは、箱に葉っぱが入っています。
その中には、どんぐりなどの自然のものとどんぐりそっくりな人工物が
入っていて、間違わないように自然のものと人工物を探すというゲーム
です。おもしろそうですね。

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こちらは、動物クイズラリー。
館内のあちこちに貼ってある動物のクイズを、周りながら答える
というものです。これも楽しそう。

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この日は、子ども達同士で、作ったものを実践して、良かった点や
改善点などをフィードバックしあいました。
次回はいよいよ本番です。
自然のすばらしさをうまく伝えられるといいね。

















































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