6月に行ったミズギボウシを救う会、7月に行った森の定点調査。
その後、どうなっているのか、再び活動を行います。
まずは、担当者から今回の予定と注意事項の説明がありました。
今回も、ミズギボウシを守るために、ササの草刈を行います。
そして、男子と女子に分かれて、草刈を行いました。
以前、草刈をしたせいか、春に比べると少なく感じました。
ミズギボウシを踏まないように、作業をしています。
一通り、作業を終えた後、一帯を区画で区切り、区画ごとで、
ミズギボウシがどれだけ生えているか、数えました。
昨年も同じ調査をしていますので、そのときのデータと比べてみました。
全体の数として
昨年は194株 今年は162株で32株ほど減少しました。
ただし、区画単位でみると、著しく増加した区画もあれば、減少した区画もあり、
昨年は全く生えていなかったところに、新しく生えたものもありました。
(これは、昨年種まきをしたからでしょうか?)
ということで、みんなで原因を考えてみました。
・日当たりが変化したから。(周囲の木が切られて)
・前回の草刈りによって、ササの背が低くなったから
・水たまりが、今年は熱く、湿地に生えるミズギボウシが減ったから
・気象の変化(大雨、台風、酷暑)
・ミズギボウシが増えた区画は、常に水があったから
・湿地の状態を作るために、水路などを作って、水のエリアを増やすのはどうか
来年度どうするか、また相談しながら進めていこうね。
午後からは、森の定点調査です。
前回、森の上腹、中腹、下腹で方形区を作って、どんな樹種があるか
調べました。今回はどうなっているでしょうか?
上腹では、イヌツゲは同じ高さでしたが、ヒサカキは、春に10cmで今回55cm
に成長していました。他の木も(樹種は不明)2cmほど高くなっていましたが、
1つ消滅していました。
中腹では、タカノツメが春に8cm 3cm 2cmが、今回16cm 10cm 5cm
と高くなっていました。しかし、他の小さな実生が4つほど消滅していました。
下腹では、コナラは変化なし。アベマキは、前回18cm 今回19.5cm
ササは、前回8cm 20cm 30cm 今回56cm 58cmと大きく成長
他に小さな実生が前回2つでしたが、今回6つほど増えました。
ここは、日当たりがいいところでした。
ということで、また結果に基づき、みんなで考察しました。
・日当たりが多い所は、実生も多かった。
・日陰が多い所は、やはり少ない。
・少なくなってきたところは、残念な気持ちになった。
・下腹のほうが日当たりもよく、実生も多い。
ここで、レンジャーから解説が
イヌツゲやヒサカキは、陰樹で、実生のときは、日陰でも成長する。
コナラやアベマキは、陽樹で日当たりがよいところで成長する。
実際に調べてみて、日当たりの良さが木の成長に関係することを実感できました。
また、標高によって木の種類が違うこともわかりました。
来年もやれるといいね。
その後、どうなっているのか、再び活動を行います。
まずは、担当者から今回の予定と注意事項の説明がありました。
今回も、ミズギボウシを守るために、ササの草刈を行います。
そして、男子と女子に分かれて、草刈を行いました。
以前、草刈をしたせいか、春に比べると少なく感じました。
ミズギボウシを踏まないように、作業をしています。
一通り、作業を終えた後、一帯を区画で区切り、区画ごとで、
ミズギボウシがどれだけ生えているか、数えました。
昨年も同じ調査をしていますので、そのときのデータと比べてみました。
全体の数として
昨年は194株 今年は162株で32株ほど減少しました。
ただし、区画単位でみると、著しく増加した区画もあれば、減少した区画もあり、
昨年は全く生えていなかったところに、新しく生えたものもありました。
(これは、昨年種まきをしたからでしょうか?)
ということで、みんなで原因を考えてみました。
・日当たりが変化したから。(周囲の木が切られて)
・前回の草刈りによって、ササの背が低くなったから
・水たまりが、今年は熱く、湿地に生えるミズギボウシが減ったから
・気象の変化(大雨、台風、酷暑)
・ミズギボウシが増えた区画は、常に水があったから
・湿地の状態を作るために、水路などを作って、水のエリアを増やすのはどうか
来年度どうするか、また相談しながら進めていこうね。
午後からは、森の定点調査です。
前回、森の上腹、中腹、下腹で方形区を作って、どんな樹種があるか
調べました。今回はどうなっているでしょうか?
上腹では、イヌツゲは同じ高さでしたが、ヒサカキは、春に10cmで今回55cm
に成長していました。他の木も(樹種は不明)2cmほど高くなっていましたが、
1つ消滅していました。
中腹では、タカノツメが春に8cm 3cm 2cmが、今回16cm 10cm 5cm
と高くなっていました。しかし、他の小さな実生が4つほど消滅していました。
下腹では、コナラは変化なし。アベマキは、前回18cm 今回19.5cm
ササは、前回8cm 20cm 30cm 今回56cm 58cmと大きく成長
他に小さな実生が前回2つでしたが、今回6つほど増えました。
ここは、日当たりがいいところでした。
ということで、また結果に基づき、みんなで考察しました。
・日当たりが多い所は、実生も多かった。
・日陰が多い所は、やはり少ない。
・少なくなってきたところは、残念な気持ちになった。
・下腹のほうが日当たりもよく、実生も多い。
ここで、レンジャーから解説が
イヌツゲやヒサカキは、陰樹で、実生のときは、日陰でも成長する。
コナラやアベマキは、陽樹で日当たりがよいところで成長する。
実際に調べてみて、日当たりの良さが木の成長に関係することを実感できました。
また、標高によって木の種類が違うこともわかりました。
来年もやれるといいね。