ジュニアもりレンジャーのblog

豊田市自然観察の森で活躍しているジュニアもりレンジャーの子供達の様子をご覧ください。

2018年07月

今回は、夜にヘイケボタルの観察をするので、夕方から集まりました。
キャンプに行く準備のための活動もしました。

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キャンプでは、野外炊事もするので、マキ割りもします。
ナタで木を切る練習をしています。
刃先に手がいかないように、慎重にやっています。

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1回だけでなく、何回も練習している姿が見られました。
もう大丈夫だね。

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今度は、タープを立ててみます。
なんの説明もせずに、いきなりみんなでタープをたてることになりました。
みんなが話し合ってすすめていかないと、うまくたてられません。

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それでも、なんとか、自分達だけでたてることができました。
これで、本番も大丈夫?

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夜からは、巣箱の中に入っているムササビをみんなで観察しました。
日没後20分くらいしてから、突如ムササビが出てきました。
かわいいムササビの姿に大興奮です。

写真はありませんが、その後にヘイケボタルの観察も行いました。
たくさんのホタルが飛び交っていて、幻想的でした。
オスとメスの違い(発光器の違い)も、手にとって観察することができました。























今回もプロジェクトが2つあります。
担当者は、朝の9:30に来て準備を進めていました。

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午前中の活動は、森の定点調査です。
担当者から、「森の頂上、中腹、下腹で実生の数がどう変化するか」を調べたい
という目的と調査の手法が語られました。

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自然観察の森の頂上付近と中腹付近、下腹付近の3か所で1.5mの正方形で
区切り、その中の木の実生を調べるというものです。
まずは、その方形区を作ってみました。

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頂上付近では、イヌツゲやヒサカキなどが観察できました。


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下腹付近では、アベマキやコナラの実生がありました。
ここでは、高さなども調べています。

中腹付近では、タカノツメが確認できました。

今回の調査では、樹種が違うことは確認できました。
秋にも、再度行いますが、今回調べたものが、どうなっているのか、楽しみです。

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午後は、アカネズミのすみかづくりです。
担当者から、木を切って、すみかを作り、アカネズミが来るかどうか
確かめたいという目的と作り方についてレクチャーがありました。


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60cmくらいの木を切ってほしいということで、現地で他のメンバーに
説明しています。

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木をのこぎりで切っています。
暑いので、大変ですが、水分補給しながらやってます。

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こちらは、落ち葉を集めています。
すみかに敷き詰めるようです。

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この日は、暑かったので、休憩のため、工作室に移動しました。
そのときに、今後の作業に関する作戦会議です。
太い木を2つ針金で結びつけて、重ねて設置していくことになりました。

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すみかのベースができました。
この上に木を並べて、屋根を作っていきます。

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秋にやるときには、アカネズミが入っているか、確認します。
これもまた楽しみですね。






















前回、プロジェクトの企画をしましたが、今回からいよいよ始動になります。
プロジェクトの担当者は、早く来て準備をしていました。

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午前中は、「ミズギボウシを救う会」です。
ジュニアもりレンジャーで引き続き続いているミズギボウシの保全活動です。
担当者から、概要の説明がありました。

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去年、草刈りしたところに、種をまきました。
今年、芽がでてたら、うれしいなと思って、みんなで観察しました。
すると


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新しい所に、ミズギボウシの芽がしっかりと出ていました。
ヤッター!
もちろん、私達がまいた種から芽がでたとは限りませんが、可能性にやりがいを
感じる瞬間です。

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地道な草刈ですが、ミズギボウシの保全のために、がんばっています。


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午後からは、「へいけ物語」ということで、別に古典をやることではありません。
ヘイケボタルの幼虫を探してみようというプロジェクトです。
担当者から、概要の説明がありました。

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ヘイケボタルの幼虫のことがよくわからなかったので、図鑑で見てみました。
ゲンジボタルとよく似ていますが、少し小さいかな。


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夜にヘイケボタルが確認できていて、幼虫がいそうな用水路を探してみました。

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ドジョウ、オタマジャクシ、トンボのヤゴなどがたくさんとれましたが、
肝心のヘイケボタルの幼虫はとれませんでした。
なぜかな?


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みんなで調査しつつ、いろいろ考えてみました。
「そもそも、ここには、生息していないんじゃないか」
「でも、カワニナ(貝の仲間でホタルのエサ)はいるし、成虫もこのあたりによくでているらしい」
「今、成虫がでている時期なので、もう少し早くやってもよいのでは?」
「来年は、もう少し早く(5月くらい)にやろうか」
などと意見がでました。このように「なぜなのか」を考える時間も大事ですね。


















































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